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ケゴンベルグにジャービスを招聘した石戸谷蓮、エルズベルグを語る

ケゴンベルグにジャービスを招聘した石戸谷蓮、エルズベルグを語る


(Photo/折口祐介)

12月3日(土)・4日(日)に「人の森 株式会社 華厳工場 特設会場(神奈川県厚木市飯山5937)」で開催される
CROSS MISSION World Rider IN KEGONBERG (クロスミッション ワールドライダー イン ケゴンベルグ)

ケゴンベルグにジャービスを招聘した石戸谷蓮、エルズベルグを語る


ケゴンベルグにジャービスを招聘した石戸谷蓮、エルズベルグを語る


(石戸谷蓮facebookより)

エルズベルグロデオなどでの数々の歴史を打ち立ててきたハードエンデューロ界のモンスター、レジェンドライダーのグレアム・ジャービス選手がついに来日を果たします。
土曜日は豪華な内容のプレミアムスクール、日曜日は第一回開催でも大好評だったハードエンデューロレースを開催。申し込みは9月26日 20:00からということで、今からワクワクドキドキしているライダーも多いのではないでしょうか。

さて、クロスミッション代表の石戸谷選手といえば、自身もライダーとしてエルズベルグロデオへの参戦を続けていることでも知られています。

「今年参加してみて、前回までと大きく違っていたのはFIM統括のレースとなったことです。今までは草レースという感覚が強かったのですが、今年は違いました。観客からの援助が一切ないなかでリザルトを更新できたのは収穫だったと思います。その上で、目標としていた『完走』についてですが、現状は不可能だと認識しています。今年に関していえば、予選ではモトクロスIAレベルのスピードが必要、さらにトライアルIASレベルのスキルが必要でした。かつては例えばイヴァン・セルバンテス選手などハードエンデューロ経験のない選手でも完走できましたが、今年はカイルヴ・ラッセル選手ほどのレベルのライダーでも太刀打ちできなかったのです。とても厳しくなったと思いますよ。エントリー数も約1800人から1200人にガツンと減りましたが、コロナウイルスの影響だけでなく、FIMライセンスが必要になったことも関係していると思いますね。まあ初年度あるあるで、FIMライセンスの提示を求められた機会は一度もありませんでしたが。

 今回のレイアウトはとても良かったですね。序盤にどこの隙間もない渋滞に引っかかって90分ほど足止めされてしまいましたが、全体的には渋滞を分散させている狙いも感じましたし、今の実力を全部出しきれました。一方で予選はシビアでした。採石場のダンプが通る道を駆け上がる設定で、雨でガタガタ。シケインの数も多かったですね。1秒間のなかで多数のバイクが凌ぎ合う戦いになりました。

 過去に抗議の意味で4台で一斉にゴールした年はハードすぎて、明らかにコースの設定ミスだったと思いますが、今年はレースとしてはベストバランスだったと思います。トップレベルの選手が3時間きっちり使った完走できる設定でした。私もハードエンデューロを主催していますが、『完走者ゼロ』はダメです。最近のハードエンデューロはスピードも求められる傾向にありますし、瞬発力も求められます。日本でハードエンデューロコースを作成するときは、なるべく細々しないように、コースを大きく取るように心がけています。実は試走の段階で難しいセクションも、多くの台数が走ることで慣らされてグリップが良くなり、難易度が下がりますね。

 エルズベルグ参戦は5年計画でしたが、コロナの影響で2回機会をなくしていますので、あと2回は挑戦したいですね。その後はクロスミッションを通して、ライダーを育てていく方に専念したいです。より若いうちに世界のレースを知っておいたほうがいいと思っています。日本のエンデューロ業界の発展に繋げたいですし、世界のレースの規模を知るライダーを増やしていきたいですね」。



エルズベルグのレジェンド、ジャービスが、ケゴンベルグでどんな走りを魅せるのか、注目したいですね!

(大会HP)
https://ren-x-mission.com/posts/cross-mission-world-rider-in-kegonberg/


 
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