CITY TRIAL JAPANが今年もやってくる!
2018年に大阪新世界で初開催されたCity Trial Japan2018。通天閣を前に繰り広げられた同大会は、モータースポーツファンのみならず、地元の方々や一般観光客、企業をも振り向かせる画期的なイベントでした。主催の藤原慎也選手(トライアルIAスーパー)はダートスポーツ誌でもおなじみのライダーですが、同大会の特徴の一つとして、デモンストレーションではなくあくまでもコンペティションにすることにこだわっていました。サーカス的な見世物ではなく、競技そのものの普及やPRにもなるように熟考されていました。もちろん、目の前で繰り広げられるものは、強烈なインパクトを残すはず!
そして2020年の開催概要が発表されました。
本大会が行われる万博記念公園お祭り広場。藤原選手自らがデザインした世界規模のオリジナルの巨大セクションが完成するそうです。
2018年、2019年に続き、ダートスポーツも取材、掲載予定ですので、今から楽しみ!
バイクに関心がない方も楽しめるはずですので、ぜひ皆さんお誘いの上、盛り上げましょう!
<開催概要>
イベント名称: City Trial Japan 2020 in OSAKA
開催日:11月28日(土) (開場)9:30~(閉場)17:00 ※都合により時間が変更になる可能性がございます。
(予選)10:30~13:00/(決勝)14:00~15:30 ※雨天決行、荒天中止
会場:万博記念公園お祭り広場特設ステージ(〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園1-1)
内容:バイクトライアルの大会
参加選手:12名(国際A級スーパークラス)
入場料:観戦無料※観戦には万博記念公園への入園料が必要となります。(大人:250円/小中学生:70円)
有料チケットあり3500円(限定オリジナルタオル付) / 販売サイトwww.city-trial-japan.com
主催:City Trial Japan実行委員会
公認/特別競技会/支援:一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)
後援/大阪府
スポンサー:マックメカニクスツールズ株式会社、本田技研工業株式会社、ヤマハ発動機株式会社、
住友ゴム工業株式会社(DUNLOP)、株式会社ビヨンド、高橋練染株式会社
参加ライダー: 小川友幸、野崎史高、黒山健一、柴田暁、小川毅士、氏川政哉、齋藤晶夫、久岡孝二
藤原慎也、武井誠也、吉良祐哉、永久保恭平(2019年全日本トライアル選手権シリーズ順位順)
<バイクトライアルとは>
トライアルとは、高低差や傾斜が複雑に設定されたコースを、いかにオートバイに乗ったままで走り抜けることができるかを競うオートバイ競技。自然を舞台に争うアウトドアと、スタジアムやアリーナに人工障害物を設けるインドアがあります。
その歴史は古く、20世紀初頭のオートバイ出現とともにイギリスで誕生し、「どこまで壊れずに走り続きることができるか」を競ったことがそもそもの始まりだと言われています。
その後、マシンの性能や信頼性が高まるにつれ、耐久性ではなく、ライダーのテクニックを競い合う現在の競技スタイルへと進化していきました。時には車体をピタリと停止させたり、時には後輪だけでとんでもない障害物を乗り越えてしまうなど、「静」と「動」を自在に操るライディングテクニック。それはまさに、二輪車操作の基礎が全て詰まった究極のモータースポーツであり、見る者を魅了する最高のエンターテインメントでもあります。
トライアルの国内競技人口は数千人以上。その中でも技術の高さによって階級(ライセンス)が分かれており、世界選手権に通じる最高峰ライセンス「国際スーパーA級」は全国でもわずか20人程度。コースの難易度はもちろん、そこを乗り越えて進むライダーの技術にも注目して楽しめる競技です。
アジア初のCity Trialを大阪に。
ヨーロッパで人気の高いトライアル。しかし、日本では世界に通用するライダーが大勢いるにも関わらず、まだまだマイナースポーツの域を出ることができずにいます。その大きな要因の一つが、やはり「目に触れる機会が少ない」ということ。
そこで当実行委員会では、2018年4月21日に第1回目となる「City Trial Japan 2018 in Osaka」を初開催しました。舞台となるのは、多くの観光客で賑わう関西の中心・大阪新世界。2014年に大阪城西ノ丸庭園にて開催されたフリースタイルモトクロスの世界大会「Red Bull X-Fighters Osaka」では、20,500人の来場者を記録するなど、モータースポーツへの関心が非常に高い都市でもあります。日本で開催したことでアジア初となった本大会。大阪のシンボル「通天閣」のお膝元で「Trial」というモータースポーツを押し出すことで、非日常を作り出し、地元にもスポーツにも双方にメリットとなるイベントを目指しました。今回は場所を万博記念公園に移して、さらなるスケールアップを目指します。